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高校の英語は、進度もはやくなり、扱う単語や言語教材の数も多くなります。長文を読んだり、文法の演習問題を行う時間も、中学校に比べると格段に増えます。そのためにも毎日の学習時間の確保に努めてください。2年次には、ネイティブスピーカーの先生から直接生きた英語を学ぶ時間も設けています。コンピュータを使った新しい学習も取り入れています。さらに、希望者には、夏休みを利用してのカナダセミナーも実施します。ホームステイをしながらの英語学習と異文化交流をし、毎年貴重な体験をしています。このように、高校では扱う分野がかなり多様化してきますが、それだけ奥の深い、味わいのある内容を学べます。


1年生では3組を、上級1組と標準2組に分けて習熟度別授業を行っています。自分の理解度に合っていると好評です。毎週土曜日には、授業では物足りない人のために発展講座と、理解不足の人のために基礎講座を開いています。もっと進んだ応用や丁寧な基礎固めを学ぶことができます。2年生からは受験コースを除いて、習熟度別授業は行いません。毎週土曜日の発展講座と基礎講座は2年生でも行います。3年生も全員に数学の授業があります。特に受験で数学が必要な人は、数学演習の選択授業を受講することができます。さらに全学年とも、放課後やテスト前の補習もよく見られる光景です。


人間はずっと昔から現在まで、自分の感情や考えを、詩歌や小説、評論に託してきました。国語の授業では、そんなたくさんの言葉を理解し、自分自身が考えるための方法を学んでいきます。1年次から古典文法や漢字の試験を実施して基礎的な学力の定着を図り、さまざまな作品にじっくり取り組みます。また、皆さんを「批評のできる高校生」にするための授業、「論文演習」も設けています。他者の言葉を理解し、それに対する自分の考えを発信するという能力は、全ての教科を学ぶ力、そして世界のさまざまな『なぜ』を考える力につながっていくのです。国語の授業でその力を手に入れ、自分のものにしましょう。


公民科の学習の流れとしては、2年次に民主政治の成立過程や日本国憲法の内容、政党や選挙などについて学び、3年次に国際政治や日本経済史、資本主義経済の発展過程、経済主体、株式会社、価格、金融、財政、貿易などについて学びます。政治・経済の面白い点は、日々のニュースが理解できるようになること。同じ社会に生きる一人の人間として、世の中で起きている問題を共有し、解決していく力を身につけることが政治・経済を学習する意義だと思います。もちろん、政治・経済の学習は自分自身の進路決定の助けにもなります。必ず、自分のプラスになる教科だと思いますので、意欲をもって学習してください。


理科のおもしろさは「Sense of Wonder」、すなわち自然への驚きにあります。ゾウの鼻はなぜ長いのか? 山はなぜ高いのか? 地球上には奇妙な生物もいれば、信じられないような地形も数多く存在します。また、「理」という文字はもともと地面にできたひび割れなどを表す象形文字で、その形からも想像できるように、パターンや規則性、法則性を意味する言葉です。ゾウの鼻にも、1つの地形にも、そういう形にならざるを得なかった必然性というものがあるはずで、そこを考えるのが理科の面白さの1つです。本校の理科では好奇心を大切にし、知る楽しみ、自然の巧妙さに気付くことができるような授業展開を心掛けています。すべては皆さんの「知りたい」から始まります。覚えることと理解することを明確にすると、勉強することがどんどん楽しくなります。


駒大高校ならではの、仏教を学ぶ教科です。わが国では6世紀以降、仏教は「安心の法」として人々の心の中にあります。授業では、身近な話題から例をあげるなど、難しい専門用語をわかりやすく説明し、生徒みんなに理解してもらえるよう心がけています。大切なことは仏教の教えを自己の問題として考えることです。日常生活を振り返り、少しでも教えを実践できるよう指導します。また、坐禅実習を取り入れています。落ち着いた雰囲気で姿勢を正し、自己を見つめてもらいます。大自然の営みの中でつちかわれた、かけがえのない尊い命に気がつくでしょう。仏教は、すべての命の尊さを自覚して、限りある人生を有意義に生きるための教えなのです。